貴女の年収はいつまで保証される? 収入ダウンの5回の節目

投稿日: カテゴリー: お金
貴女の年収はいつまで保証される? 収入ダウンの5回の節目

貴女の年収はいつまで保証される? 収入ダウンの5回の節目

~働く女性のセカンドキャリアに向けて~

 

企業によって大きく異なりますが、40代、50代は通常役職と共に年収が上がっていきます。しかしながら、ある程度のところまで来ると残念なことにポジションの上限になり、その上を目指すことは難しくなります。いわゆる課長で終わるか、部長まで登れるか?はたまた役員まで目指せるかが見えてくるのは50代になったころです。

早い企業では50歳で役職定年があり給与が下がっていきます。某大手企業では50歳で全員年収が3割下がるという話もあります。その分ポストは保証するが、企業として応分の痛み分け的に有無を言わさず全員3割ダウンになるそうです。厳しいですね。

役職定年の年齢は企業や職種により違いがありますが、いずれにしても50歳から58歳の間で年収ダウンの経験をすることになります。(もちろん一切年収が下がらない企業もありますし、職種によって異なる場合もあります)

以前は60歳の定年までに子供が社会人になり手が離れるのが一般的でしたが、昨今の晩婚化、高齢出産により、60歳でもまだ子供が高校生や大学生というご家庭もあり、教育費がまだまだ必要になります。あるいは35年ローンで家を買った場合など、定年時に残債があるケースも珍しくありません。いずれも定年の時にもらう退職金がこれらに消えてしまうリスクが残っています。

退職金制度も企業によっては制度そのものがない所も増えています。運良く退職金が出る会社だったとしても退職金を老後の年金に回される方も多く、これがいわゆる企業年金と言われて現状の国民年金や厚生年金では賄えない部分を補強してくれますが、結局は退職金を10-20年で割って、月割りしているだけですし、多少の運用益はあるものの、生涯保証されるものではありません。

一般的に会社員では5回の年収ダウンのリスクがあります。

  1. 役職定年の時(50-58歳):管理職ポストを外れることが多いので、1~3割ダウンが一般的です。
  2. 定年退職の時(60歳):雇用延長があったとしても一旦60歳で定年扱いになるところが多く、その後は再雇用という形になるため、年収半減するところが多いです。
  3. 再雇用を選ばれた方は雇用延長が終了した時(60-65歳の間): 再雇用は一年契約のケースが多いです。本人の希望もありますが、仕事のニーズがなければ延長は困難になります。ここで収入はなくなり、年金生活に入ります。
  4. 企業年金の期限が終了した時(10年間が一般的):退職金の一部を企業年金にされた方は、10~20年と決めた年数で企業年金が終了します。(一部の企業年金は終身の所もありますが・・・)
  5. 配偶者が亡くなった時(夫婦それぞれに支給されていた年金が半分になる)夫婦で払っていた家の維持費や、電気・ガス・水道などの 生活費は一人になっても半分になりません。ここで生活が苦しくなってくる方が多いです。

人生100年時代に生涯保証されるのは国民年金と厚生年金企業年金の一部のみです。

国民年金はどんなに40年払っても月約6万円程度が上限です。厚生年金と合わせて月一人20万円程度もらえれば御の字ですから、企業年金が退職後どの程度もらえるかで生活レベルは変わってきます。

今から先の心配をしてもと思いますが、やはりある程度の貯蓄をしてそれを運用する術を知らないと、今後の100年に向けた人生において、普通の生活は難しいと考えています。皆さんの所はいかがですか?